ブリッジバンク、フロードカードとは？

ブリッジバンクというのは、
つなぎ銀行のことです。

具体的には、
金融機関の破綻処理手法の1つで、

合併や売却先が決定するまで
破綻した銀行の債権債務を
引き継ぐ暫定的な銀行のことをいいます。

米国では、
連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）が
破綻した金融機関に経営団を送り込み、
引取り手が見つかるまで管理します。

日本の構想は、
政府が破綻金融機関の経営陣を総退陣させたうえで、
管財人としての経営団を派遣し、
経営団は不良債権を整理回収銀行に譲渡します。

その一方で、
正常債権や回収に注意を要する
第2分類の借り手に対しては、
融資を継続します。

そして、資産・負債の継承先が決まれば、
ブリッジバンクは解散します。

フロードカードというのは、
不正カードを総称する表現です。

ちなみに、
フロードカードは、ホットカードともいいます。

フリーライドピアリアドというのは、
約定期日（due date）は過ぎているけれど、
即座には遅延損害金などのペナルティが課せられない
調整優遇措置期間のことをいいます。

フローというのは、
一定期間における収益勘定や経済活動を、
動態的に把握する際の概念です。